2019.7.19

ホンダ N-VANのご紹介。その2

先日に引き続き、ホンダN-VANのご紹介です。

ボンネットにラッピング。

純正オプションにもボンネットラッピングが用意されているようですが、先端の曲がりの部分で分割になっているらしく、オーナー様のこだわりで「一枚モンで張ってくれるところ知らない?」と言うことで富山県の「フジテク」さんに依頼して施工してもらいました。

完璧です。

「その1」でご紹介させて頂いたように、キャンピング仕様のこのおクルマは、ウインドウシェードで完全に窓をふさいでいて、後方視界が「ゼロ」です。あたりまえですが、ルームミラーには真っ黒な室内のみが映ります。ここで登場するのが「デジタルインナーミラー」ミラー自体が液晶モニターになっており、リヤウインドウに専用のカメラを装着し、後方を映し出す仕組みで「プライバシーの確保」と「後方視界の確保」を両立します。キャンプや貨物運搬で荷物満載のクルマやフリップダウンモニターで後方視界が悪くなっている車両やなど。

他にもスポーツカーも後方視界が悪いので。おススメです。

このミラーにはさらに便利なところが。

ウインカーやリバースギヤに連動して小画面を表示させることが可能で、サイドミラーに埋め込んだサイドビューカメラの映像を映し出します。なるべく突出を抑え、目立たないように装着します。いいところを映し出しつつ突出しない場所を狙って装着すれば、装着後に角度調整する必要が無くフラットな状態で仕上げることが可能です。

一発勝負なので、意外に難しいんです。

今回は左ウインカーとリバースに連動して小画面を映し出す仕様にしました。

狭いところで右にハンドルを切りながらバックしなければいけないところではかなり威力を発揮します。

さらにもう一つカメラを装着しています。左後方確認用です。前記のように「後方視界ゼロ」の車輌では、合流の際に視認性が悪い為、「左ウインカー+切り替えスイッチ」にて左後方を映し出します。その切り替えスイッチです。

ウインカーが必要無いときでもスイッチオンで強制的に映し出すことも可能です。

比較のために、サイドミラーの画角はこちら。後方確認カメラの画像です。

赤く囲った部分が純正ミラーの画角です。

比較にならないくらい広角に映し出されますので、車輌接近の確認には効果抜群です。

最後に新方式対応のレーダー探知機。視認性の良いミラー脇への装着です。

こちらのオーナー様は、何台ものお車を当店にまかせてくださっており、そのたびに新しい事にトライさせて頂けます。

オーナー様で無くては分からない事や、使用後の的確なインプレッションはとても参考になります。

車名にもあるように、元々は貨物用の「バン」が、快適装備、安全補助視界確保用のカメラ満載(合計4台)のキャンピングカーへと変身です。

オーナー様と共にカステムする喜びを感じられる内容でした。

ありがとうございました。

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