レクサスRC-Fにソニックデザインカーオーディオシステムの取付をさせて頂きました。
システムの核となるのは、ソニックデザインのDigicore808i。
軽量コンパクトなボディを生かして、トランクルームの天井に吊下げます。
底面のボルトを外せば、メンテナンスも容易に行う事が可能で、更にショック、サスの交換やメンテナンスの際にはトランクの内装を外す必要がありますが、ビス1本でJ固定されているサイドの化粧パネルを外す事で内装の脱着に必要なクリアランスも確保し、問題なく脱着作業を行う事が可能です。
Digicore808iのコントローラーはこの位置へ。しっかりと養生をしてパテを盛って形成します。
フロントスピーカーはデュアル52㍉フルレンジスピーカーのD52N。インナーバッフルの構造と取り付け方法には、ぬかりなく漏水、浸水対策を施します。音質と耐久性を高めるために、バッフル裏面にはブチルゴムを貼り付け、最後にスピーカー(エンクロージャー)を固定する際にもテープ状のスポンジを貼り付けて装着します。
画像がありませんが、リヤシート脇のリヤスピーカーにもD52Nを装着し、車室内全体が小口径、フルレンジならではのスピード感、透明感あふれる音で満たされます。
そのスピードに遅れる事なく解像力抜群の重低音を再現してくれる、77㍉スーパーバスサブウーファーのB80Nをリヤトレイにステレオで装着します。トップの四角いプレート部分で69.5㍉、廻りの部分で約58ミリと超薄型のエンクロージャーに収められているので、この位置への埋め込み装着が可能です。固定には、1ミリでも低く、強固に固定するために、高密度で非常に堅いロシアンバーチとアルミのロングアングルを使いしっかりと固定します。コチラにもしっかりと養生しパテとファイバーで形成し仕上げます。化粧パネルの固定には固定と脱着を両立させる為に純正のクリップを流用して制作ます。
長くなりましたので、(その2)でカメラやミラーモニター、テレビキャンセラーなど、オーディオ以外の所をご紹介させて頂こうと思います。
ありがとうございました。