ルノー カングーにソニックデザイン、カーオーディオの取付をさせて頂きました。
フロントスピーカーは、ソニックデザイン プレミアムラインの最高峰「N」クラス、「D52N」。
オリジナルのインナーバッフルを介して取り付けますが、耐水、漏水への対策をしっかりと施して取り付けます。スピーカー取り付け部分のクリアランスがキビシイ車輌ですが、何とか純正グリルの中に収まりました。
組み合わせるサブウーファーは、77㍉口径のサブウーファー「B80N」をステレオで配置します。
A4サイズで厚みが70㍉に満たない大きさはコピー用紙500枚の束と比べても大差ありません。
そのサイズをを生かし、車室内へ配置する事が出来れば、フロントスピーカーとのつながりも抜群で、ソニックデザインらしいスピード感あふれるクリアな音が重低域から超高域に渡り、全帯域で楽しむ事が可能です。
運転席側のRchは、シート下へと配置しますが、後席の為の温風ダクトを残して取り付けます。
助手席側のLchに関しては、特殊なシート構造なので、どうあがいてもシート下には取り付ける事が不可能な為、フロアーカーペット下のスペースを使用して埋め込みます。このままではさすがに助手席に人が座る事が出来ませんので、カバーを作りかぶせます。この取り付け方法は2台目になりますが、1台目になる「LEXUS NX 300h」を前回ご紹介させて頂きましたところ、お客様より「あのようにフタをして音質は大丈夫なんですか?」と何件かお問い合わせ頂きましたが、埋め込んでバスレフポート部分に壁を作り、スピーカーから放出されるエネルギーをフタにより拡散させないようにすることで、音圧も上がり、低音の厚みや芯と言ったところも増しますので「大丈夫なんですか?」どころか、有効な取り付け方法です。
これらを鳴らすメインユニットはソニックデザイン「Digicore808i」。8chアンプ、8chデジタルプロセッサー、デジタルオーディオプレーヤーがA4サイズに収まったコンパクトなメインユニット。
コチラもコンパクトなボディを生かして、センターコンソール内に収めてしまいます。音楽データを収めたコンパクトフラッシュの出し入れも容易に行えます。コンソールを外してしまえば、容易にメンテナンスも行えます。
合わせて、ナビゲーションとバックカメラも装着させて頂きました。
バックカメラは、荷室バックドア、ナンバー照明の脇に装着させて頂きました。実用性重視のカングーの特徴である分割横開きのバックドア開ける為のクリアランスを確保出来る様にガイドラインを調整します。
Digcore808iにダイヤトーンサウンドナビ「NR-MZ200」を組み合わせ、ハイレゾ音源の再生も可能です。
装着には、取付キットを用いて装着させて頂きます。再生されたハイレゾの音源を伝達するのは、オーディオテクニカ製ハイエンドケーブルブランド「Rexat」シリーズのAVカプラー「HCH-220DS」とRCAケーブル「AT-RX28」。
この組み合わせに関しても、お客様より「ハイレゾって言ってもデジタルで繋がらないなら、意味ないよね?」という旨のご質問を頂くことがありますが、サウンドナビから出力される音声信号はハイレゾ音源特有の非常になめらかなで繊細な物で、アナログで接続しても十分にハイレゾ音源の恩恵にあやかる事が出来ます。
納車前のサウンドチェックでオーナー様、「ヤッパリ音源が違うとなめらかでイイですね!」「低音のなり方が明らかに格が違いますね!」と納得のご様子で一安心。
ありがとうございました。