スバル用newSonicPLUSが発表されました。
3月1日発売予定のハイグレードモデル「SP-S300M」と4月1日発売予定のトップグレード「SP-S300F」の2グレードの展開。
一部スバル車に採用されているオーバル(楕円形)スピーカーに対応した新商品。
概要としては、
① 新開発、新設計のエンクロージャーは、取付奥行き寸法が約35㍉(※実測値)と「超」と言っても過言ではない薄型設計。
② 新開発の「G字型」チューニングポートの最採用。
③ トゥイーターは従来型の18㍉「AC(アコースティックコントロール)トゥイーター」を採用。
と、メーカー公表のプレスリリースを一部抜粋してまとめてみました。
本当にお伝えしたいところはここからです。
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できあがった商品の結果を見れば、エンクロージャーが変わった「だけ。」です。
ただ、その「だけ。」で「ここまでいい音になるのか!?」と信じられない変化があり、とにかく驚きました。
※よって、今回はエンクロージャーアピールがエグいです。
スピーカーユニットは従来の物が採用されており、ハイグレードに至っては、10年以上の長期間、継続販売しているスピーカーユニット。
それでも「まだこれだけのポテンシャルがあったのか。」「エンクロージャー」の重要性を痛感しました。
その違いは、下の画像の通り。左側が新商品の「SP-S300M」、右側が従来商品の「SF-S04M」。
エンクロージャー裏側のケース(バックチャンバー)の形状が大きく異なります。
表側のバッフルボードに変更は無く、強固なアルミダイキャスト製。
一見にしてエンクロージャーの「容量=容積」(ここポイントです。)がかなり小さくなっていることが分かります。
おそらく開発者のアピールポイントは新開発「G字型」渦巻き形状のバスレフポートであることは間違いありませんが、そのバスレフポートも、「容量=容積」が適正で変化の無い事が「確約」されていて初めて作用する物なので、今回はあえて「エンクロージャー」です!!
従来商品の「SF-S04M」は当店デモカーのインプレッサスポーツに装着していた物で、デモカー導入以来約2年間「熟成」を進めた個体であり、お客様からの評判も上々でした。
しかし新商品の「SP-S300M」に交換したところ、交換直後からそれをしのぐ音が全帯域から再生され、秘められていた高いポテンシャルが引き出され、体感出来ました。(←させられた。が正解かも。)
従来の「SF-S04M」で気になっていたところが全て解消され(私個人の主観です。)、イコライザーで調整、補正していた帯域が未調整に近い状態まで補正をせずに高音質が得られました。
くどいようですが「SF-S04M」もお客様からの評判は上々でした。
にも関わらず、この音質の差です。
やっぱり「エンクロージャー」です。
車種により形状や材質のの異なる「ドア」はやはり「車輌のパーツ」である「ドア」であり、エンクロージャーではありません。
「ドア」は「ドア」です。
ちなみにエンクロージャーには、強度が必要であり、強ければ強いほど形状の変化による「容量=容積」が変化しません。
ここで、外から蹴飛ばせばへこんでしまうドアと蹴飛ばしても壊れない凹まないエンクロージャーとでは、比較してはいけないくらいの決定的な強度の差があります。
さらに、スピーカー取付部分の鉄板もコンマ数ミリ程度の鉄板で、何よりも強度が必要なバッフルボードではありません。
ソニックデザイン製の「エンクロージャー」にはアルミダイキャスト製の「強固なバッフルボード」にスピーカーが装着されているので、正確なストロークを再現する事が可能で、それが情報量の多い音の再生につながります。
エンクロージャーには「一定の音質」があり、装着する車種による音質の差異がありません。
しかし、その強固な「エンクロージャー」でさえ、容量、形状が違うだけで、クォリティにこれだけの差が生じます。
ちなみに、ソニックデザインスピーカーはデッドニング加工の必要はありません。
あまりの違いにテンションが上がり、その日の夜は遠回りして帰宅してしまいました。
一聴の価値アリです。
当店デモカーと店頭にて試聴可能です。
ありがとうございました。