次世代プロセッサー、「ETANI-ONE」。先日より東京本社へお邪魔して試聴したり、2回にわたり試聴会や勉強会を開催させて頂き、そのすごさを痛感、体験した結果、お客様にもそれが伝わり、何セットかご成約下さったうちの、当店では1号機にあたる品物の取付、納品が完了致しました。装着場所はトランクのフロア下。やはり物理的な問題から、トランクフロアを15㍉底上げ。元々お客様がお使いのフロアマットを敷けば「なんとか許せる範囲かな?」と。十分に補強も入れたし。実質的に使用する有効容量にはほぼ影響のない程度には収まっているはずです。
さて、ココから本当にお伝えしたいところです。
初めて触る機器で、未体験の「自動調整」機能。
マイクを運転席に設置、iPadの専用アプリで、基本的な情報を入力し、スタートボタンを押して待つこと数分。
・・・完了したみたいです。半信半疑で乗り込み、音源を再生した途端「ヤベぇ!!」「なにコレ!!」でした。
次元の違う音が再生され、数年、十数年、自分のカーオーディオキャリアで聴き込んできた音源から「こんなに鳴ってなかった音があるモンか・・・?」と。
圧倒的な情報量とピクリとも動かない音像。
オーディオの音は良くなればなる程、インパクトはなくなります。
現実世界では楽器の音や人の声が「勝手に動く」事はありません。
楽器の一定の帯域だけが「勝手に強く」なったり、「勝手に弱く」なったりする事はありません。
どこまでも自然ななり方で「そっけない」です。
ヤバいです。
再現性が高すぎて超リアルです。
個人的には音調整をするときは、耳がマヒしないように調整の途中ではあまり、と言うかほとんど音を聴くことは無く、最後に確認のために数曲の冒頭やサビの部分を「少しだけ」聴く程度。
その「少しだけ」のはずが気付くと数十分が経過していて、かなりの楽曲を通しで聴いてしまいました。
「没頭」してました。
その場に居合わせたお客様から「長げ~し。」と言われる始末。笑
ここで、あえて言いますが、この商品には超えるべきハードルは低くなく、少なくもありません。
〇まず価格。
〇物理的な大きさから来る、設置性。高さが高いです。
〇アプリコントロールによる操作性。iPad miniのアプリでタッチパネルなのでブラインドタッチが出来ません。〇デカいコントローラー。など。
それでも、そのハードルを飛び越えてしまえば、得られる感動がたくさんあります。
膨大に。
リアルに鳥肌が立ちます。
エンクロージャーに納められたポテンシャルの高いスピーカーユニットは、自動調整機能に素直に反応する事が保証されています。
つまり、ソニックデザインスピーカーと組み合わせることでしか得られない、応答性のイイ音。
例えば、
〇X Japan YOSHIKIのツインバス。圧倒的なスピードと聴いたことのないキレ!
〇平原綾香の帯域の広いヴォーカル、ジュピターの冒頭に入る重低音。
〇本田美奈子.の透明感あふれる声量のあるヴォーカル。
〇録音のイイ女性、男性ヴォーカル。
〇1発録りのオーケストラや、ビッグバンド。
これらは期待を裏切ることなく、初体験の再現性。
膨大な音数でも、それぞれの音がピクリとも動くことなく、超安定の音像。
あと、古い録音の音源も、実は最高に気持ちイイです。
アナログ録音時代の音源はどこまでもスムーズに、なめらかなに。イイ音が耳に届きます。
当店ではユーザー様同士でも交流があり、装着後は毎日毎晩のごとく試聴会が始まり、皆さん口を揃えて「ヤベぇ!」「あの曲!」「そう!」「アレ!」と言葉にならない表現が飛び交っていますが、それらの表現が一番しっくりきます。
未体験、初体験なので。
クドいようですが、「ヤベぇ!」音です。
低くないハードルを越えた先にしかない、感動があります。
ありがとうございました。
※9月22日(日)に開催されるソニックデザイン「リスニングキャンプ10」にこの車輌も含めて「ETANI-ONE」装着車が3台、参加予定です。当日はお声がけ下されば試聴可能です。