トヨタ FJクルーザーにソニックデザイン カーオーディオの取付をさせて頂きました。
フロントスピーカーは当店ではプレミアムライン ラインナップ中、一番人気のD52N。
トゥイーターなしで、超高音域までストレス無くなりきるので、一般的なスピーカーで言う、フロントステージの帯域にはクロスオーバーポイントが存在しないため、より自然な音が再現されます。純正スピーカー取付位置のグリルは、この車種特有のハードな使用を前提とした、強度最優先のデザインと最低限の開口になったいるため、音抜けも悪く、D52N本来の透明感のある音を出すためには、開口率が低すぎます。
表側はこのようなデザインになっており、ウラを返すと、開口率の悪さがおわかり頂ける事と思います。
コレを加工し、オリジナルでグリルネットを製作致します。途中経過を飛ばしてしまいますが、完成です。
着座位置での耳の位置を想定した角度からでも、しっかりとスピーカーを見通す事が出来ます。1枚の平面なグリルネットの材料を切り出し、すこし湾曲させることで、純正デザインに溶け込みます。平面でも、湾曲していても音質には影響を与えませんが、平面のままだと、「ガンバッテあとから作りました感」が出てしまいますので、高低差が1ミリにも満たない湾曲ですが、ちょっとした「コダワリポイント」です。
組み合わせるサブウーファーは、B80N。今回も左右シート下に1発ずつ設置のステレオ仕様。使用するケーブルは、当店ハイエンドシステムでは定番になりつつある、オーディオテクニカREXAT AT-RX17P。
ドアとシート下で、フロント2Wayシステムの完成です。
そのオーディオシステムの核となるメインユニットは、Digicore808i。今回は、ラゲッジサイドの純正サブウーファーが乗っているスペースを利用して、安定化電源と共にラックを制作し、設置させて頂きました。
この車輌には、パターンブロックの大きいマッドタイプのタイヤが装着されており、走り始めると「ゴー」という騒音レベルのロードのイズ。
そこで、フロア全体とドアの中をしっかりとデッドニング(静音化)させていただきました。継ぎ目、隙間をなるべく少なくするのがポイントです。
前車にもデッドニングさせて頂いておりましたが、「前のクルマの時よりもすごく静かになりました!」「すごく効いています!」と、うれしいお言葉を頂く事が出来ました。
こちらのユーザー様には、前職から含めて10年を超えておつきあいをさせて頂いており、今回の施工も前車からの移設がメイン。
クルマが変わるタイミングでシステムの見直しを図り、大きなアンプやサブウーファーなどの機材は姿を消し、今回のFJクルーザーでは、積載容量、使い勝手はそのままで、高音質を得られる形に収まりました。
音質、耐久性、設置性、高次元でトータルバランスのとれたソニックデザイン カーオーディオ、オススメです。
ありがとうございました。