2016.11.18

VW POLO ソニックデザインカーオーディオの取付。

VW POLOにソニックデザイン カーオーディオシステムの取付をさせて頂きました。

装着するシステムは当店デモカーと同じ内容のシステムレイアウト。

フロントスピーカーは、トゥイーターレスのフルレンジコンセプトの52㍉ワイドレンジドライバーの「D52N」

オリジナルのバッフルボードを介して装着します。dscf4010耐水性が高く、密度が高くて非常に堅いロシアンバーチを使用し、FRPをたっぷりと塗布して一晩おいて完全硬化させた後、黒色に塗装して、最後に水分を吸収しやすい木口(切り口)にアルミテープを貼り付けて耐水性を高め、裏面にはブチルゴムを貼り付けて仕上げます。

バッフルボードをドアに装着する際、スポンジテープを貼り付けて、スピーカー取り付け部分の漏水から来る車内への浸水を防ぎます。dscf4008スピーカーの取付部にもぐるっと一周、スポンジを貼り付けて漏水を防ぎます。dscf4012オーナー様は前職からお付き合い下さっているユーザー様で、前車ではなんと27万キロを走破!

いつも通りの作業ではありますが、今回のお車もそれなりの年数と距離が想定されますので、それ以上に耐えてほしいものです。

そのバッフルボードとスピーカーをドアに取り付けます。dscf4015

今回のPOLOのドアの内張り形状は、スピーカー取り付け部分に比較的大きな空間がありましたので、内部の反射で音波が干渉しないように吸音スポンジを貼り付けてから内張りを戻します。dscf4017dscf4001dscf4234

トゥイーータが付いていないこのスピーカーは、ほとんどの方が「トゥイーターが付いていなくても音は上がってくるんですか?」と心配されますが、当店のデモカーで音を聴いて頂くと、トゥイーターが装着されていない事を信じて頂けない事もあるくらい、ダッシュの上で音場が展開してくれます。

52㍉口径のスピーカーでは、さすがに低音域のレンジはカバー出来ませんので、その帯域を補うサブウーファーは、77㍉口径のスーパーウーファーモジュール「B80N」

A4サイズのエンクロージャー(BOX)に収められたサブウーファーを左右のシートの下に収めます。dscf4222こちらのサブウーファーも、当店のデモカーにも装着しており、お客さまに説明無く試聴して頂いた後に口径やその大きさを説明させて頂くと、皆さん声をそろえて「え!?」「ウソ!!」と驚くくらいのレンジと量感があります。

運転席側には電圧を安定させ、ノイズ成分を取り除いてくれる安定化電源、「A-50A」と合わせて装着します。dscf4020両席とも、足マットをカットや折り曲げる事無く、敷く事が可能な位置で綺麗に収まっています。dscf4229これで、変則的なレイアウトのフロント2Way、全帯域ステレオ再生のシステムの完成です。

重低音域までステレオ再生する事で、音の立体感がまるで違います。

これらのスピーカーシステムを駆動するのは「Digicore808i」

当店でも数多く装着させて頂いておりますが、定位置とも言えるグローブBOXの下に吊下げ、カバーにてその存在感を隠します。dscf4235この場所に装着する事で、各スピーカーへ最短の経路で鮮度の高い信号がスピーカーへと運ばれます。

そのDigicore808iの操作部は、センターコンソールに装着させて頂きました。dscf4224dscf4225この位置は、操作性が抜群でオススメです。

コンパクトな車輌に大がかりなシステムを搭載しましたが、全てがコンパクトなオーディオシステムでまとめる事で、車輌の前側のみで完結してしまいますので、トランクには、オーディオの機材は一切無く、トランク容積は保たれ、重量増や重量配分にも与える影響は最小限。車輌本来の持ち味を大きく損なう事はありません。

「クルマが主役」のカーオーディオ。

引き渡し前のサウンドチェックでは、前車からシステムの変更もありませんが「あ~、すごくイイですね。」「何かイイです。」と話されるその表情から、ご満足頂けたようで一安心です。

ありがとうございました。

 

 

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