2021.10.29

ポルシェPCCM Plus&VISIT。

先日のブログで少し予告しておりました、ボクスターのご紹介です。

車両購入から知らないうちに3年半が経過して全く手つかずの状態で、デモカーとして購入したはずが「ほしいクルマを買っただけ。」な状態で放置していましたが、2021年9月に日本国内で正式に発売された「ポルシェPCCM Plus」を装着しました。基本的には、スマホをつないで使う、ディスプレイオーディオ。

AppleCARPlay&AndroidAutoの為の機器なので、映像系のアプリは起動しません。使えるソースはラジオ、SD、USBとナビアプリのみ。

Amazonmusicは使えますが、CAR MODEという一部機能のみの動作で、完全動作ではありません。

そこで「VISIT」というAndroidアダプターを組み合わせて、装着しました。

何種類かのラインナップがありますが、装着した機種はELA-H2。

これで、外部機器を増設することなく、YouTubeやAmazonmusic、AmazonprimeVIDEOなど、映像系アプリをインストールすることで、車内環境が飛躍的に向上します。

PCCMは純正なので、当時オプション設定のないバックカメラ用の入力はあるはずもなく、リバースギヤ連動はおろか、カメラの映像を映し出すことすらできません。

そこで、VISIT ELA-H2のバックカメラ入力を使い、リバースギヤ連動のバックカメラも装着できました。※このELA-H2については、使用感など改めて書きます。

ボディ同色ペイントのバックカメラです。

このカメラも装着から3年半でめでたく電源が投入されました。

併せて、当店のメインの取扱商品である、車載専用スピーカー「ソニックデザイン」スピーカーも装着。こちらも別の記事で詳しく書きますが、完全無加工、ボルトオン装着です。

あと、純正では常時電源の12VシガーソケットもACC連動へと変更しましたが、車両配線の切断はもちろん、被服へニッパやカッターなど、刃物は入れずに完全復旧可能な状態を保ちつつ、取り付け作業が完了しました。

と、ここまではシステムの概要でした。

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ポルシェというクルマ。

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ここまで3年半、放置していたクルマに今回PCCM Plusを導入するに至った経緯をまとめようと思います。

購入当初は普通に社外品の「2DINナビを装着して、内臓アンプでソニックデザインUNIT-N70N&25㍉トゥイーター+小型アンプ&サブウーファー」を装着するつもりでした。

ところが、いざ所有してみると、

○そもそも2人乗りなので、家族で出かけることが出来ない。

○遠出しない車に、ナビゲーションは必要なのか?

○ならばインテリアがオリジナルの状態を保てるので、純正CDプレーヤーのままでいいか?

○でも、Amazonmusicは使いたい。

○でも、社外品に変えるには純正アンプをパスしなければならず、配線加工や新たに配線を敷設する必要がある。

○諸々、クリアできても今どきのBluetoothレシーバーはインテリアにマッチしない。

○ならば、純正アンプを取っ払いプロセッサーアンプを装着し、すべてのスピーカーを交換してしまうか?

○でも、なるべく純正状態を保ちたい。

と、自分でも「めんどくせ~ヤツ。」と思うくらい「現状維持⇔システムアップ」の間で戦っているうちに結論が出せずに、3年半が経過していました。

そこへ今回のPCCM Plusの情報が間に入り、ディーラーさんへ即注文。

2004年式の986ボクスター2.7です。

987型以降のボクスターでは純正ナビが装着され、ナビ問題は存在せずムダな葛藤は必要なく、年数が経過すれば新しいナビゲーションに交換すれば済む問題。

2021年、この個体でも新車登録から17年が経過した車両、初期モデルは1997年発売なので、24年も経過したモデルに、純正品が「新発売」される自動車メーカーはごく稀。

「一度乗ったら欲しくなる。」と聞くことの多い、何とも言えないポルシェの魅力。

クラシックポルシェといわれる年式の個体も数多く現存しているとは言え、走りだけではなく時代の変化に応じての、メーカーのこのような取り組みは改めて「ポルシェ買ってよかった。」と感じたし、「買い変える必要のないクルマ。」になりました。

安くない車両価格のメーカーですが、買った後の満足度はかなり高いメーカーだと思います。

テンションが上がり切った10月某日、仕事をサボって、お客様ではありますがボクスター仲間とツーリングへ出かけてきました。

ツーリングも改めて書きます。

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